おうちを買うはなし

ひとりでおうちを買うまでの経緯を忘れないように記録します。

長い物には巻かれろ

 

やってきましたスーモカウンター

 

とりあえず源泉徴収票を片手にいざ。

この源泉徴収票、この時初めてちゃんと見ました。

 

見る以前にその紙切れを探しまくった。自分の年収がいくらで、それが世間的に高いのか低いのかも知らず生きてきた39歳。恥ずかしい。

 

でも、今考えると、自分の年収のなど気にせずなんとなく生きてこれたなんてシアワセなことだったんだなとも思う。

 

スーモで予約名を伝えると、感じの良いお姉さんが対応してくれた。隣のカウンターは若いカップル。気にしない気にしない。

 

まずはお金について。

年齢、職業、年収から。一体幾らくらいのおうちを買うことができるのか、なにやら特殊な電卓でパシパシはじき出してくれた。

分かったことは、自分の年収が決して低すぎるものではなかったこと(決して高くもないが)、国家資格のある職業で長く働いているから、ローンも問題なく組めるであろうこと、そして、何より具体的なおうちの金額が分かったこと。

 

今まで、一人だから、大した稼ぎでもないからという理由で妄想止まりだったおうちプランが、なんだかすっと前に進んだように感じた瞬間でした。

とはいえ、たったこれだけのこと。人がとっくにやってること気付いていることに追いつくのがなんと遅いことか。

「10年遅れてますね…ワタシ」と呟く私に

「いつでも今が一番です。」と言ってくれたお姉さん。

今まで何してたんだ私!!とは思わないことにしよう。