モデルルームに恋して
あるあるネタ、普段すこぶるヒマなのに、予定が入る時は重なる重なる。
その日私は2日酔いだった。前日、年に1度のウクレレ発表会。そして次の日は一生に1度のモデルルーム見学会。緊張の連続と酒でクチクサMAXのまま、プレハブ小屋へと突入。
騙されないぞ!と決意して挑んだ初めてのモデルルーム。出てきたのはなんとも可愛らしい小柄な若い女性。やっぱり女性には女性が対応してくれるのね。にしても若いな…若いのはいいけど若干チャラい?チャラいって今時使っていい言葉だっけ?どうしよう今時の子と私会話できるのか?ネイルバッチリ決まってるね、大丈夫なのかーい。
なーんて思ってしまったけれど、結果、このおなごがとっても頭の切れる優秀ガールで、ホイホイとある意味騙されてしまったのです。騙されてもいい!汚れてもいい!泣いてもいい!愛は尊いわ!そう思わせる営業っぷりでした。
コロナの検査
拍手も青い光も要りません。もちろん気持ちはとても有難い。
コロナの検査をしている。
別に使命感に燃えているわけではない。
目の前に、自分の出来そうなことがあるからやっているだけ。
率先して第一線に立つ人、スッとサポートしてくれる人、辞める人、クールで熱い人、臨機応変を履き違えルールを逸脱してただ現場を乱す人、冷めた目の傍観者。
色々な医療従事者が周りにいるけれど、今に始まったことではない。コロナに限らず、普段からそうゆう人はそうなのだ。コロナ禍になっても人は変わらない。強制はできない。
ただ、頑張る人を見かけたら、その人自身に、「ありがとう」とそっと呟いてもらえると嬉しい。
不特定多数に向けてではなくて、その人個人とアイコンタクトして。
医療はいつだって続いている。そして、辞めたいなと思った途端に、辞められない何かがいつも起こる。そんな繰り返し。
とりあえずモデルルーム
さて、どこにしましょうか?
とりあえず、やっぱり土地勘のあるところで。
と、ゆうことでぽんぽんぽんと3カ所のモデルルームをピックアップしてもらいました。
早い早い。
どれも今住んでいる所の沿線上、新築建築中、駅からは徒歩4〜10分、広さは1〜2LDK…活字にすると、なんて贅沢なんだと思う。
じゃ、今週末に3件とも廻っちゃいましょう。
おー
早い早い。
妄想の果てに
何があるかなんて
私ゃ知らない
見たこともない〜
妄想も突き詰めれば現実への足掛かりになるのだ。
スーモ姉さんは教えてくれた。
妄想を自然に軌道修正し、姉さんの質問は続く。
おうちの間取りや設備で、こだわりはありますか?
んー…キッチンが独立してないやつ、キッチンカウンターがあって、リビングがあって、そこで対面で会話しながら呑みたいですねぇ。(1人ですけど)
スーモ姉さんはわたしを饒舌にさせる。
1人で寂しくないように、近くに商店街があるといいなあ、自然もある方がいい、駅に近いに越したことはない…
結果として、今そんなところに住んでいる。
ローンが75歳まで続くと思うとたまに吐きそうになるけれど、それ以上に幸せな生活を送らせてもらっている。この先どうなるなんて、どうせ誰にも分からないんだし。