コロナの検査
拍手も青い光も要りません。もちろん気持ちはとても有難い。
コロナの検査をしている。
別に使命感に燃えているわけではない。
目の前に、自分の出来そうなことがあるからやっているだけ。
率先して第一線に立つ人、スッとサポートしてくれる人、辞める人、クールで熱い人、臨機応変を履き違えルールを逸脱してただ現場を乱す人、冷めた目の傍観者。
色々な医療従事者が周りにいるけれど、今に始まったことではない。コロナに限らず、普段からそうゆう人はそうなのだ。コロナ禍になっても人は変わらない。強制はできない。
ただ、頑張る人を見かけたら、その人自身に、「ありがとう」とそっと呟いてもらえると嬉しい。
不特定多数に向けてではなくて、その人個人とアイコンタクトして。
医療はいつだって続いている。そして、辞めたいなと思った途端に、辞められない何かがいつも起こる。そんな繰り返し。